2010/11/11 岐阜の岐の字シンポジウム

題名:岐阜の岐の字シンポジウム  名前:澤源 2010/11/11(木) 03:13
来月の12月5日(日)に岐阜市歴史博物館において開催する『岐阜の「岐」の字シンポジウム』への一般参加者が募集となりました。

定員が200名で、美濃源氏フォ-ラムの割り当て100名は正会員で申込完了しましたから、残りは岐阜市歴史博物館の枠が多少残っているようですから、今なら間に合うかもしれませんので電話されては如何でしょうか?
内容は下記の通りです*

松尾一氏「岐阜のアイデンティティ」
谷口研語氏「応仁の乱と美濃土岐氏」
岩村宗康氏「東陽英朝と岐陽・岐山・岐阜」
高木洋氏「斎藤道三から織田信長へ」
小和田哲男氏「信長の井ノ口から岐阜へ改称」

岐阜の地名は、織田信長が美濃に入るより約百年前に使われ始めましたが、応仁の乱を避けて美濃に来た貴族公家禅僧達が岐蘇川(現在の木曽川)の北側の陽辺りの良い土岐氏の守護所に逗留したことから、土岐氏を意識して岐陽・岐山・岐阜を使い始めた訳であり、既に岐阜市歴史博物館も我々のこの解釈を認めてくれましたから、図録でも記載されています。

とすれば、何故信長の側近であった沢彦禅師が井ノ口を岐陽・岐山・岐阜の中から改称し岐阜としたのか、この意味にも言及しなければなりません(最近では祟福寺にいた栢堂景森との説を横山住雄氏が発表しています)。

兎に角、織田信長が革新的に曲阜や岐山などから岐阜とした定説を覆し、新しい岐阜物語を目指しますので、是非とも御来場をお勧め致します。

尚、岐阜市歴史博物館の電話番号は下記の通りです* 0582650010

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