2009/11/16 土岐頼貞の研究課題

題名:土岐頼貞の研究課題  名前:澤源 2009/11/16(月) 07:14

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愛知文教大学にて黒田彰子教授の講演が行われましたが、広島県尾道にある浄土寺で足利尊氏に土岐頼貞や土岐頼遠らの法楽連歌が奉納されている件で、詠み手の名前が源頼貞となっている事が不自然との指摘がありました。

35歳で出家しているはずなので、本来なら法名とした「存孝」を使わねばならず、出家した意味が深いものでなかったか、又は再び還俗したものか、今後の研究の方向性を指摘されました。

然し、ある系図では土岐頼貞は父と言われている光定の孫としているものもあり、面白いテーマを頂きました。

そして、尾道浄土寺の法楽和歌を研究している方に黒田先生の説を連絡したところ、尊氏達が京から九州に落ちた後に軍勢を建て直し尾道に上陸するに及び、ある資料では土岐頼貞は伊予から駆け付けた資料があるとのことですから、嫡男の頼清と一緒に援軍に入った事になり、兎に角これからも益々楽しくなりそうな美濃源氏フォ-ラムです。

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